近ごろのインターネット回線はどんどんプランが複雑になっていて、数ヶ月ごとに各社がいろいろなキャンペーンを行うので、結局どれが良いのかわからなくなりますよね。
今回はインターネット回線の比較をしながら、当サイトがおすすめする2つの回線をご紹介します!
この記事のもくじ
まずは結論!当サイトのおすすめ回線はこの2つ!
フレッツ光や、フレッツの回線を利用した各社の光コラボレーション、その他WIMAXなどの回線と、回線の種類ごとにメリット・デメリットがあります。
それを踏まえて、当サイトで最終的にオススメするネット回線は以下の2つになります!
知っておきたいネット回線の基本の2種類
オススメのネット回線の理由を説明する前に、まずは基本的な回線選びについて知っておきましょう。
複雑で面倒な回線選びも、基本がちゃんとわかっていれば全体像が見えてきます。
インターネット回線の種類は大きく分けて以下の2種類あります。
- 部屋に配線を引く固定回線
- 外にも持ち運びできるモバイル回線
1.モバイル回線
モバイル回線は、自宅内でも外出先でも持ち運んでネットができる小型の無線通信機器を使ったインターネット回線です。
これまで無線通信(ワイヤレス)は有線通信(ワイヤ)に比べて通信速度が遅く、インターネット利用には不向きと言われていました。
現在では技術も進み、固定回線の速度までは出ないものの、十分にモバイル回線も速くなってきています。
代表的なモバイル回線(WiMAX)
モバイル回線で代表的なのは、シェアNo.1のモバイルインターネット回線の「WiMAX」「WiMAX2+」です。
WiMAX以外にはsoftbank Air、ポケットWi-Fi、格安スマホのテザリングなどのモバイル回線があります。
モバイル回線のデメリット
速度が速くなってきたモバイル回線と言えど、以下のようなデメリットはまだ解消されていません。
- 都市部エリアを中心としていて、対応していないエリアがまだ多い
- 鉄筋コンクリートなどの障害物でネットが繋がらなくなる場合がある
- 時間帯による速度制限などがある
- サブ目的としてひとりで使うには良いが、メインの回線としては不安
- 光回線並みの速度は出ない
2.固定インターネット回線(光回線)
自宅に配線を引く固定回線は、大きく分けて3種類あります。
- ADSL
- ダークファイバー
- 光回線
固定回線その1【ADSL】=電話回線を使ったインターネット(廃止)
ADSLは電話回線を利用して高速な接続ができる、かつては主流のインターネット回線でした。
しかし現在ではADSLなどの電話回線を利用した接続の新規受付は既に終了しているので、現在ではADSL回線をこれから引くことはできません。
さらにADSLのサービス提供自体も、2023年1月31日(火)をもって廃止することが決まっています。
固定回線その2【ダークファイバー】
NTT回線を通している光ファイバーの使われていない部分を使って回線サービスを提供しているのがダークファイバーです。
光ファイバーの中でも活用されていない部分の光回線インフラは、光が通っていません。
「光が届かない⇒ダーク」というところから、ダークファイバーと呼ばれています。
代表的なダークファイバーサービス(NURO光)
代表的なダークファイバーサービスはNURO光です。
低コストで世界最速レベルの高速通信が可能ということで、かつては一番オススメのネット回線でした。ですが、サービス提供開始後5年以上たっても使えるエリアがなかなか広がってきません。
東北地方や四国地方などはまだ全くサービス対象地域に含まれておらず、全国的な普及がされていないのが難点です。
さらにNURO光はワンコインで3ヶ月試せるなどのキャンペーンもよく出していますが、実際にはキャンペーン期間内の解約でも回線撤去費用が10,000円かかってしまいます。
契約内容に注意しないと余計な費用がかかってしまう点も注意が必要です。
固定回線その3【光回線】=光ファイバー配線を使った高速回線
光回線が通っていない古いマンションやアパート以外では、インターネット回線はほぼ光回線に置き換わってきています。
光回線1■NTT回線のフレッツ光
フレッツ光はインターネット・電話の国内シェアNo.1のNTTのフレッツが提供する光回線です。
2019年3月末時点で加入者数は2,107万回線を突破し、光回線ユーザーのおよそ7割がフレッツ光を利用しています。
通信品質やサポートなどのサービスも、顧客満足度No.1との結果が出ています。
フレッツ光は、NTT東日本とNTT西日本でプランや料金が変わります。
キャッシュバックキャンペーンなどのお得情報について言えば、現在ではNTT東日本とNTT西日本のどちらもフレッツ光の公式キャッシュバックキャンペーンは提供されていません。
2015年までは公式キャンペーンが存在していましたが、以下でご説明する光コラボレーションの販売開始により廃止されました。
光回線2■NTT回線のセット販売の光コラボレーション
NTTの公式キャッシュバックキャンペーンが廃止される理由のひとつになったのが、2015年から販売開始された光コラボレーションです。
光コラボレーションとは、NTTが大手通信会社と提携して始めた新しい販売形態です。
光コラボレーションとは、NTTからフレッツ光を仕入れたセット販売のことです。
フレッツ光の光回線をソフトバンク、ドコモ、SO‐NET、BIGLOBE、OCN、exciteなどの大手通信会社と組んでコラボ販売しています。
通信会社はフレッツ光の光回線にプラスして、自社のプロバイダーサービス、携帯料金割引サービス、動画サービスなどを組み合わせてセット販売をしているというわけです。
光コラボレーションは各社がこぞって販売を開始しましたが、それぞれの通信会社がいろいろなセットプランを販売するので、一般消費者が混乱する元にもなりました。
一括で比較することができないため、申し込みしたくても「どの光回線を選べばお得なのかわからない…」と迷ってしまいます。
また契約後に回線トラブルが起こったとき、NTTと通信会社のどちらに問い合わせれば良いのかわからず困っている人もいます。
光回線3■KDDIの独自回線を販売するauひかり
携帯・スマホをauにしている人は、同じKDDIが提供している光回線の「auひかり」にするとセット割引のメリットが受けられます。
KDDI回線はフレッツ光ほど加入者がいないため、大勢の人が集中するフレッツ光回線のように大混雑が起きる可能性が低いです。そのため、回線速度が遅くなりにくいと言われています。
月額料金が安いのも魅力です。auひかりの月額料金はプロバイダ込みでマンションタイプ月額3800円~と、光回線の中では最安値のグループです。
先ほど説明したとおり、NTT公式サイトでの申し込みや光コラボによる申し込みでは、キャッシュバックをもらうことができません。
しかしKDDIは自社回線を自社で販売しているので、ユーザーにお得なキャッシュバックキャンペーンを打つことができます。
シェア1位のNTTフレッツ光から顧客を奪うためにキャンペーンにも力を入れていますから、タイミングが合えばキャッシュバックも高額になる可能性があります。
ネット回線の種類と速度の比較表
これまでの話を図でまとめると、このような形になります。
(スマホの場合、表を横スクロールできます。)
↓ ↓ ↓
WIMAX | フレッツ光 | 光コラボ | auひかり | NURO光 | |
最大速度 | 上り 75Mbps下り 440Mbps |
上り 0.1~1Gbps下り 0.2~1Gbps |
上り 1Gbps下り 1Gbps |
上り 1Gbps下り 1Gbps |
上り 1Gbps下り 2Gbps |
回線種類 | モバイル | 電話回線・光回線 | 光回線 | 光回線 | ダークファイバー |
月額料金 | 2,726円~ | 4,300円~ | 3,360円~ | 3800円~ | 4743円~ |
回線提供 | WiMAX回線 | NTT回線 | NTT回線 | KDDI回線 | NTT回線など |
提供エリア | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 東海地方以外全国 | 関東・関西・東海・北海道 |
注目ポイント
上の表では、特に最大速度の「下り」の数字に注目しましょう。数字が大きいほど速度が速くなります。
「上り」とはアップロード(メール送信など)、「下り」とはダウンロード(動画閲覧など)のことです。
画像引用元 http://support.zaq.ne.jp
一般的なインターネットユーザーが気にしておきたいのは、サイトや動画を閲覧するときに必要な「下り」の部分です。
速度の部分のアルファベットはなーに?
実際には出ない速度で宣伝している回線速度
どれくらいの速さがあれば良いのかの認識は、事業者側とユーザー側とではまったく違います。
実は、一般家庭向けのインターネット回線は全て「速度の品質の保証をしないサービス(ベストエフォート型)」のみとなっています。
ですので、実際の回線速度は誰もが「契約するまで分からない」という状態です。
ありえない話ですが、もしも回線速度の品質を保証する契約であれば、月額で数十万円から数百万円ほどになると言われています。
そのため最大速度が1Gbps(1ギガBPS=1000メガBps)の契約プランでも、マンション内の他の部屋や、戸建ての近所の回線などの影響により、実際の速度は30Mbps~150Mbpsほどに減速します。
最低限必要な速度はどれくらい?
日常的なインターネット利用で必要な通信速度は、平均では以下の表のとおりです。
表に記載されている通信速度よりも遅いと、ダウンロードや画面の表示がなかなかできずにイライラして不便に感じることが多いです。
WEBサイト閲覧
メールの送受信 |
10Mbps |
---|---|
動画を見る
音楽をダウンロードする |
20Mbps |
高画質動画
オンラインゲーム ビデオチャット |
50Mbps |
メールをする・ネットサーフィンをする程度の利用であれば通信速度が10Mbps程度出ていれば最低限使えますが、YouTubeで動画を楽しんだりするときにはコマ落ちが発生する可能性が高くなります。
そのため、ネット回線を申し込むときにはできるだけ速い回線を選ぶことをおすすめします。
【マンション&戸建て】サクサク使えて速いおすすめの2つの回線
auひかり・・・AUユーザーおよび新規契約の方向け。フレッツ光よりも安いKDDIの光回線。NTT回線より速い場合も。
フレッツ光・・・新規・乗り換え希望の方向け。サポートサービスや通信品質を求める人には一番。NTTが提供しているという安心感も。
オススメ1・KDDI光回線の「auひかり」
マンション・アパート・戸建てのどのプランでも一番安く、そして高速の光回線を提供しているのがKDDIの「auひかり」です。
auひかりの魅力①:通信速度が速い
auひかりの速さの理由は、KDDI独自の光回線にあります。
auひかりは全国にエリアがありますが、KDDIがエリアを細かく区分けしているために、利用者数がNTT回線よりも少なくなっています。
auひかりの魅力②:料金が安い
月額料金の安さもauひかりのメリットです。基本料金が2300円~5300円 でプロバイダ料金別のフレッツ光より、プロバイダ料金込みで3700円~と安価です。
キャッシュバックキャンペーンもあり、初期費用相当額割引で実質的に工事費が無料になるキャンペーンもあります。
⇒【工事費無料&キャッシュバックつき】auひかりの詳細はこちら
オススメ2・シェアNo.1のネット回線「フレッツ光」
NTTが提供しているため安心感が高く、今も昔もシェアNo.1なのがNTTの「フレッツ光」です。もちろん通信品質もNO.1です。
老若男女問わず、全ての方にオススメできるインターネット回線と言えます。
お得なフレッツ光の申し込み方法
フレッツ光を申し込む際にはNTTへの電話ではなくWEBで申し込む方がオススメです。
電話申し込みと違って、WEBお申込みでは人気商品がプレゼントされるなど、特典がケタ違いに盛りだくさんになっています。
欲しい商品や機種がラインナップにないときには、問い合わせフォームから事前に要望を出せば相談にのってもらえる可能性もあります。
⇒【最大85000円キャッシュバック&豪華賞品プレゼント】NTTフレッツ光の詳細はこちら
まとめ
安心感と通信品質を重視して、なおかつプレゼントやキャッシュバックも欲しいという人は、フレッツ光を契約するのがオススメです。
大きいキャッシュバックと工事費分の値引きでお得に、さらに回線混雑も避けたいという人は、auひかりを契約するのがオススメです。
私は安いほうのauひかりにしてみるわ。
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