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自宅を引越しするときにはフレッツの引越し手続きも忘れずに
家を引越しする時には、これまで契約していたさまざまなインフラも移転の手続きを行なう必要があります。
ガス、電気、水道、そしてもちろん、電話回線とインターネット回線も。
そして、インターネットの接続を全て移転させるためには、NTTの回線だけを引っ越してもインターネットを使えるわけではありません。
NTTの回線のほかに、プロバイダの回線も移転させないとインターネットが利用できません。
ただでさえ煩雑な引越しの手間なのに、やらなければいけないことが多くなると面倒ですよね。
ついつい面倒を後回しにしてしまったり、忘れてしまったりすると、手続きに思わぬ日数を要して引越し当日までに手続きが完了していなかった!…なオチも考えられます。
簡単に、早く、そしてお得にインターネットの移転手続きをすませるためには、いったいどうしたら良いでしょうか?
インターネットの移転手続きはタイミング合わせが大変!
インターネット回線の移転手続きを行なうには、116に電話をかけるか、以下のWeb116ホームページにアクセスして申し込みを行ないます。
NTT東日本公式サイト/Web116
https://web116.jp/
申し込みの流れは以下のとおりです。
1.契約内容と現在利用中のプランをNTTに伝える
2.移転の旨を伝え、旧住所の通信提供終了を依頼する
3.引っ越し先の住所での回線工事をしてもらう
上記の流れを見るだけだと、非常に簡単そうにも思えます。
しかし実際には、ひとつひとつに時間がかかり、全てが終わるころには1ヶ月前後かかってしまったなんていうこともめずらしくありません。
できれば引っ越す直前までインターネットを使いたいという方が多いでしょうし、引っ越したら、その日からインターネットを使いたいという方も多いでしょう。
でしたら「引っ越し日の設定」という部分には、よくよく注意しなければいけません。
工事にかかる日数や引っ越しスケジュールを完璧にあわせておかないと、どこかで1日ずれるだけで、インターネットを使えるのが数日のびてしまうといったこともあり得ます。
また、NTT回線を使って何年も契約している方は、現在の契約内容を確認するためのお客様IDとパスワードを覚えていないという人も中にはいるでしょう。
開通時の案内文書をどこかに放置したまま、引越しの荷物としてどこかのダンボールに入れてしまったかもしれません。
お客様IDとパスワードがないと移転手続きが行なえないため、あらためて郵送で取り寄せる必要があります。
そうすると、また1週間以上の時間を無駄にしてしまうことになりますね。
そもそもフレッツの移転ができないケースもある?
マンションに引っ越す予定がある人は、移転先でそもそもフレッツ契約が必要であるかどうかも確認しましょう。
インターネット対応マンションなどに引っ越した場合は、マンション側で既に回線契約が完了しているため、自分のフレッツの契約が宙に浮いてしまいます。
すでに引越し先にBフレッツが引いてある場合ってプロバイダがどういう契約になるのかがよくわかんない。
— Megumi M (@Zazie) 2009年5月18日
また、引っ越し先のエリアによっては、これまで使っていたプロバイダが使えないケースも考えられます。
お好みのプロバイダとセットにして契約する「プロバイダパック」の利用者にとっては、これは大きな痛手でしょう。
通常の移転手続きよりも、解約→新規契約の方がお得?
これは携帯電話の各キャリアなどにも言えることですが、通信回線は既存契約者よりも新規契約者の方がお得になるサービスが多いのが実状です。
回線事業者もプロバイダも、新規加入者数を増やしたいので、新規加入者には手厚い特典やキャッシュバックが付いてきます。
よくある特典は、利用料金が安くなったり、一定期間無料になるというものでしょう。
何年かの継続利用を条件とし、開通当初の1~2年分の利用料金をサービスするキャンペーンが多くの業者で設定されています。
他にも、現金のキャッシュバックをしたり、家電をプレゼントするキャンペーンも過去にはありました。
キャンペーンにより違いがあるものの、利用年数で計算すると10万円以上もお得になるものも少なくありません。
移転手続きをするよりも、新規契約で特典をもらった方がお得になることも多いのです。
実際に解約→新規契約を行なっているユーザーも多い
実際にフレッツ契約を引越しの際に解約したユーザーや、解約→新規契約すれば良かったと考えているユーザーも多いようです。
SNSの感想をいくつか確認してみましょう。
フレッツ光の引越しは、結局0120-116-116に電話しないとラチがあかんかった。途中いろんな業者がtelしてきたが、ピンポイントから外れるとたらい回し。いったん解約すればよかったかも?
まだYBBの引越しが残っている。面倒な話になら解約してやる。ネット社会がかなり嫌になった。— JH4CEZ (@babisuke) 2015年11月18日
現状Bフレッツ+プロバイダでネット契約していて、5月に引越し予定。素直にBフレッツの移転手続きをすると楽だけど、一旦廃止して、Bフレッツ+プロバイダで新規にネット契約するとキャンペーンで色々お得っぽい。……が、ぐぐっても確たる情報は無いわけで面倒だなあ
— LM-7 (@LunarModule7) 2012年4月30日
9月に引っ越すんだけど、フレッツ光引越しお願いします。って言ったら一回解約してプロバイダSoftBankにしたほうが安くなりますよ!って言われたんだけど、よくわからない
— ryoおっさん (@ryo0598) 2016年8月3日
引っ越しするとき、回線を引き継ぐか否か、迷う方はとても多いようですね。
回線を移転させるには、手続き、工事など面倒なことも多く、それなら新規で契約しようというユーザーも多いようです。
解約→新規契約のメリットとデメリット
結局移転の手続きは面倒になるので、引っ越し先で新規契約するという人が多いことが、上記のSNS投稿からも伺えます。
新規契約するメリットは、キャンペーンが使えるという点が一番に挙げられますね。
上手くキャンペーンを利用すれば、通常の移転手続きよりもかなりお得になります。
しかし、逆にデメリットもあります。
代理店を経由したプロバイダパックなどで複数年の契約をしたり、フレッツ契約を「にねん割」にしていたりする場合には、解約時に違約金が請求されることもあります。
また、フレッツ光メンバーズクラブののマンスリーポイントを貯めている人は、解約に伴いポイントが消失してしまいます。
キャンペーン特典と違約金などのメリットとデメリットの両方を考えて決めないと、損をする可能性もあるのでことも多いので注意が必要です。
現在の契約状況をよく確認し、貯まっているマンスリーポイントがあるようでしたら、早めに何かしらの方法で使用するようにしましょう。
まとめ
今回は、引越し時にフレッツを移転させる方法についてまとめました。
通常の移転手続きをとるか、解約→新規契約の手続きをとるかは、引越し先のエリアや建物、それから現在のサービス内容などを加味して決定しましょう。
いずれにしても、引越しが決まったら早いうちに手続きを開始することをおすすめします。
早い準備をしておくことで、余裕をもって新生活のスタートが切れます。
新しい住まいでも快適なインターネット生活をすぐに楽しめるように、適切な準備をしておきましょう。
フレッツ公式サイト
https://flets.com/
GEAR
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