スマートフォンの普及により、ネット回線は生活の一部という人も多いかと思います。
たくさんの動画サイトや各種音楽サイト、ネットショップなどをついつい寝るまで見てしまって制限速度になってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか?
ネット回線が快適につながるにはある程度の速度が必要になります。
MNPなどでキャリアではないスマートフォンに多い5mbpsとは実際にはどのくらいの速さなのか?と知りたい人は案外多い状態です。
5mbpsが実際にどれくらいの速さで何ができるのかを詳しく解説していきます。
この記事のもくじ
■5mbpsはどれくらいの速さで何ができるのか?
ネット回線で快適な速さはどれくらいなの?
一般的にある程度の速さでの観覧やダウンロードなどができるのは10mbpsとされています。
5mbpsはその半分なので実際、遅いということになってしまいます。
5mbpsでも満足に回線につなげることも多いですが、込み合ってしまう時間やアクセスの集中しているサイトなどの場合は少し物足りないと感じてしまうこともあるかもしれません。
プロバイダーが提唱してる速さは本当に出るの?
回線の速さなどで「下り最大1Gbps」などの表現を見ることが多いかと思います。
これは期待値であり実際の速さではなく、実測では30mbps程度がほとんどです。
これらは格安SIM等を利用した際に多いものであり、wi-fi環境などがない場合は快適なネットの速さはあまり得られません。
5mbps以上が確実に出るのはどれなの?
最も確実なのは光回線になります。光回線は最低でも5mbpsはでるのでクレームも少ない回線になり、格安SIMからの乗り換えなども非常に多いです。
デザリングなどを利用していた人でも光回線とwi-fiに切り替えることで読みこみなどがスムーズになることも多いです。
■実際にどれくらいの速さなのかをはかってみよう
5mbpsがどれくらいの速さなのかは上記でわかるかと思いますが、自分の回線がどれくらいの速さなのかは実際に計ってみないことにはわかりません。
http://www.musen-lan.com/speed/などは簡単に自分のネット回線の速さをはかることができるのでどの程度の速さが出ているのかを確かめるのにも便利です。
自分の回線の速さが5mbpsより下であっても快適な場合などは問題ないとも言えます。
5mbpsはあくまで目安であり、込み合わない場合などは読み込みが遅いなども無い状態も普通といえます。
■格安SIMは何故すぐにに速度制限が出てくるの?
格安SIMはキャリアの回線を借りている状態になります。
キャリアの回線を使用しているユーザーが多い場合には格安SIMの回線は後回しになってしまうことも珍しくなく、フリーのwi-fiスポットなどを上手に使っていくことが格安SIMに求められる場合も多くあります。
また、基本的にサポートシステムなどはキャリアの様には受けることができないのでパソコンなどで自分である程度調べられる人などが使用することが前提といってもいいでしょう。
自宅ではwi-fiとパソコン、光回線などを使用していることや外出先などでも容量を大きく使用する動画などを見ないという人に向いているのが格安SIMになります。
格安SIMで出来ること
格安SIMは5mbpsであることも珍しくありません。回線が遅いということは読み込みが遅い事であり、すぐに通信制限がくると考える人も多いのではないでしょうか?
ですが、実際には何が最も読み込み容量を使うのかを覚えておくことで、格安SIMで出来ることはぐっと増えてきます。
動画などは出来るだけ見ない
格安SIMの注意点はこの1点がまず大きくなります。
ユーチューブの高画質などは20分程度でも3ギガなどを使用してしまうことが多く、wi-fiなどを使用していない場合は格安SIMにはすぐに速度制限が出てしまうことになります。
ラインの通話などは5mbpsでも十分に楽しめる
スマートフォンなどに標準搭載とまで言われるのがラインになりますがラインでの通話を毎日3時間しても、3ギガなどに達するまでには1ヶ月を要します。
回線の速さなどは関係なく通話はできるのでこの面も安心していいと考えて問題はありません。
同様にラインのスタンプやトークなども5mbpsでも十分に楽しめます。
ソーシャルゲームなども問題なくプレイできる
5mbps以下の早さでもソーシャルゲームなどは問題なく楽しむことができます。
ソーシャルゲーム等の動きがかくつくなどの場合はスマートフォン自体のスペックの問題であることが多く、ソーシャルゲームなどで速度制限などはほとんどかかることはありません。
ゲームをいっぱいしたい人でも5mbpsあれば十分楽しめると考えていいでしょう。
ツイッターは画像や動画に注意
意外と落とし穴になるのがツイッターです。
ツイッターはイラストや動画などが無差別にタイムラインに出てくるので自衛することやセレクトすることが難しいです。
動画などはスクロールで飛ばすことができますが、イラストなどは5mbpsの場合は読み込みなどに時間がかかることが多いです。
ポケットwi-fiなどを利用していくことで速度を上げることもできるのでプロバイダーのサービスなどを利用してみるのもいいかもしれません。
格安SIMを利用されている方の速度に関する声
実際に格安SIMを利用されている方の口コミを調べてみました。
格安SIM携帯に変えて数日。多少通信速度が落ちた感はあるが、wifi接続が可能な環境下においては問題なく使えるし、今のところ不満無し!月額2660円は非常にありがたい。
— じゅん (@mari_jun_) May 14, 2018
都会に住んでるから格安simで速度不便に感じたこと無し
— しえすた@ほりえゆういち (@h0r1eyu1) May 13, 2018
格安SIMの速度制限(下りMAX500kbps)だと、youtubeの動画の最低画質であればギリギリ止まらずに見られるぐらいですね…。(ただし動画以外にページを開こうとすると無理)
— シン・ほいっぷ (@sin_deviding) May 13, 2018
そういえば、ついにauを解約して格安SIM(BIGLOBE)に切り替えた。今のところ速度など問題なし。
月々およそ5800→2100円に。安い(うれしい)— 鶴 (@pontatrue) September 28, 2017
格安SIMに乗り換えでTwitter、LINEが使いたい放題のLINEモバイルを検討中なんだけど通信速度が遅いって評判を聞いて悩む
— お味噌汁 (@Saltyomisosiru) September 26, 2017
■5mbpsは日常的なスマートフォンの使用には問題の無い速さである
5mbpsは快適とされる10mbpsの半分になりますが、実はこの速さの回線などはインターネットでも珍しくありません。
5mbpsは遅いというわけではなく、日常的なネットライフなどには問題の無い速度であるともされているので格安SIMやプロバイダー等ではこの速さであることも多々あると考えてよいでしょう。
では、快適なネットライフとはどのような物か?になりますが、高画質の動画や映画などを見たい場合などは回線速度が速い方が画面のかくつきや読み込みエラーなどが起りにくいというものになります。
動画サイトなどでも最近では低画質や低速回線対応なども出てきているので、自分の回線速度にあったものを選ぶことでいらいらしなくてもいいということにも繋がります。
逆に5mbpsよりも下の1~3mbpsの場合は快適な読み込みなどができない状態なので回線の契約の変更やプロバイダーの変更などを考えた方が良いかもしれません。
とくに1mbpsの場合は動画などはほぼ見れない状態になっています。俗にいう回線の制限などがかかっている場合などはこの状態に近いといってもいいでしょう。
パソコンなどを使用する場合には5以上、スマートフォンでも3~5以上は欲しいというのが現状で多い意見になります。
■回線を早くにするには?
回線を早くするにはネットを引っ張ってきているルーターの見直しが大事になってきます。
このルーターはインターネット回線の契約時にNTTなどからレンタルしている状態になり、これがあることでインターネット回線を使用することができます。
ルーターは機械なので、設置した時は最近のものでも年数がたてば劣化してしまうことは否めません。
ルーターを交換するときにNTTや回線を契約している会社に連絡をすることになります。
プロバイダーごとに速さは違うの?
プロバイダーによって回線の速さが違うという声は多いですが、同時にアクセスしている人の人数によって変わってくるのが実情です。
1つの回線に10人がアクセスしているのと、2人がアクセスしているのでは2人の方が余裕が出やすいと考えると良いかもしれません。
回線には定員があると考えるとわかりやすく、大手のプロバイダーなどはこの定員が100とすれば、小規模なプロバイダーは5であることもあります。
この5人の中に10人が入ろうとすれば定員オーバーになり、回線の速度が遅くなるという現象につながると考えるといいかもしれません。
定員が多ければ5mbpsでも問題なく接続できますし、少なければすぐにいっぱいになってしまいます。
この定員を奪い合うことになるので、初規模なプロバイダーや格安SIMなどは回線が遅くなることが多いという状態です。
これを回避するのがwi-fiなどになります。
wi-fiを上手に使おう
Wi-fiはインターネット回線を無線で飛ばしている状態です。自宅にインターネット回線があればその回線を使ってスマートフォンなどを利用することができるので、ネットの接続料金などもwi-fiに接続している間はカウントされません。
これはあくまで自宅や公共のwi-fiを使用しているので回線そのものがキャリアや格安SIMのものを経由していないことになります。
速度制限が入る人などは自宅にwi-fiを導入するだけで容量が余るということも珍しくありません。
最近ではファストフードやコンビニエンスストアなどでもフリースポットとしてwi-fiを開放していることも多く、外出先でも快適なネットライフを楽しみやすい環境になってきたとも言えます。
■5mbpsで困ることはあまりない
ここまでで、5mbpsで困ることはあまりないという感想を持った人も多いのではないでしょうか?
実際の所プロバイダーでも5mbpsよりも遅い場合などもないわけではありません。定員がいっぱいでなければ快適に過ごせる速さであり、自宅などにwi-fiを取り入れることで問題なく過ごせる速さでもあります。
速さは求め始めれば上限はありません。オンラインゲームや動画などを楽しむ場合には速度の速さなども大事になってきますが同時にパソコンなどのスペックの高さも要求されるようになってきます。
スマートフォンなどの場合はスペックなども極端な差はないものであり、5mbpsでも問題なく動画サイトなどを楽しめるといってもいいでしょう。
■まとめ
年々速さを求める人は増えていますが、実際に大事なのは使用方法になります。
外出先などで動画サイトを見るのを控えたりするだけでも回線の使用の制限などはぐっと減ってきますし、速度測定アプリなどを使用することで現在の速さやあとどのくらいで制限がくるのかなども予測することもできます。
モバイル回線の速さなどは極端な違いはなく、定員の違いであることや、スマートフォンの使用状況で5mbpsでも問題なく快適なネットライフができるといってもよいでしょう。
5mbpsだからネットができないということはありません。自宅のネット回線なども利用しながら快適なネットライフを楽しんでいきましょう。
ライター 楠本
ゲーム等を楽しみながら記事を書く系ライター。
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