色々なプロバイダ会社がありますが、携帯電話会社が提供しているプロバイダ会社もあるのはご存知のことと思います。
その中でも、今回は“au”と“Docomo”が提供している、“auひかり”と“ドコモ光”について紹介します。
“auひかり”と“ドコモ光”一体どちらが安いのか?どちらがよりお得なのか、わかりやすく比較してみました。
この記事のもくじ
■auひかりのデメリット
まず始めに、”auひかり”を選んだ時のデメリットはどのようなことがあるのでしょうか?聞き逃したくない、“auひかり”のデメリットを紹介します。
・開通工事が必須
フレッツ光などのインターネット回線を元々使ってるから工事は不要でしょ!と思っていた方、ご注意ください!
auひかりは、専用の光回線を使用しているので、元々インターネット回線を使っていても再度回線工事が必須になります。
インターネット回線を初めて引く際は、ご自宅の環境によっては穴をあけるなどの工事が必要になる可能性があります。
しかし、元々インターネット回線を引いているご家庭であれば、これまで回線を引いていた場所から新しい光回線を引き込むだけなので、簡単な工事のみでOKです。
・工事完了まで約1か月程度必要
インターネット回線業者によって、お申し込みから工事完了までの期間が異なります。
auひかりはお申し込みから工事完了まで、約1か月程度の期間が必要です。
そのため、引っ越しなどを予定されている方は、前もって逆算した日程で、お申し込みされることをおすすめします。
・対応エリアが限定
auひかりは利用できる対応エリアが限定されています。
首都圏や主要都市は、ほぼ対応していますが、地方の場合は未対応エリアがあるため事前確認が必要です。
・固定IP アドレス
auひかりでは、自由にIPアドレスを設定することはできません。
固定IPアドレスを使用することになります。
IPアドレスが固定されることによって生まれるデメリットは、自由に設定できるフリーのIPアドレスより、個人を特定されやすい性質があります。
そのため、セキュリティ対策をしっかりと行うことが大切です。
・プロバイダ会社が限定
auひかりは、使用できるプロバイダ会社が7社と限定されています。
利用可能なプロバイダ会社は、「@nifty」、「@TCOM」、「Asahi Net」、「au one net」、
「BIGLOBE」、「DTI」、「So-net」の7社です。
そのため、この7社以外のプロバイダ会社を利用されている方は、指定のプロバイダ会社への変更が必須です。
・ひかり電話は2台まで
ひかり電話は、固定電話2つまでという制約があります。
電話を複数台使用したい企業などでの利用には向いていません。
・戸建ての契約年数が3年
マンション契約の場合は異なりますが、auひかりを戸建て契約される際に気を付けたいのが、契約年数が“3年”という点です。
通常、違約金が発生するような契約は1年〜2年という契約が多いですが、auひかりの戸建て契約の場合は、契約期間の”縛り”が長いことを注意して覚えておきましょう。
■auひかりのメリット
ここまでauひかりのデメリットをチェックしてきましたが、メリットも確認しておきましょう。
・スマートバリュー利用が可能
auの携帯電話をご利用中の方であれば、最大毎月2,000円OFFなど携帯電話料金の値引きを受けることができます。4人家族であれば、毎月8,000円携帯電話の利用料金がお得になります。
・マンションタイプは違約金無し
インターネット回線は大抵契約年数が定められていて、その契約年数以外の月に解約をすると、“違約金”が発生します。
しかし、auひかりのマンションタイプ契約であれば、契約年数の縛りが無いため、いつ解約しても違約金が発生しません!
・工事費がお得
auひかりは毎月割引が入るため、工事費用が継続利用年数によりますが、実質無料にもなります。
戸建てタイプは37,500円(税別)の工事料金が30回払い、マンションタイプは30,000円(税別)が24回払いと、それぞれ分割で毎月支払いながらそれ以上の金額の割引を受けることが可能です。
・新規申込キャンペーン
新規申し込みキャンペーンなどを利用すれば、数万円単位のキャッシュバックを受けることが可能です。
⇒【工事費無料&キャッシュバックつき】auひかりの詳細はこちら
■auひかりとドコモ光料金比較
では、本題ということで携帯電話会社のDocomoが提供している“ドコモ光”と“auひかり”の料金比較をしていきたいと思います。
◎auスマートバリュー vs ドコモ光パック
・auスマートバリュー
auが提供している“スマートバリュー”とは、「ネット+テレビ+」or「ネット+電話」or「スマートポート(ネット)」の3タイプがauひかりのプランで用意されています。
これらは上記プランに加えて、「auスマートフォン 4G LTEケータイ」or「3Gケータイ」、「4G LTEタブレット」のいずれかを使用していて、指定の料金プランか、データ定額サービス(orパケット定額サービス)に加入している方が対象のサービスです。
auスマートバリューは、500円(税別)~最大2,000円(税別)までの割引が受けられて、家族皆も割引対象とお得プランです。
・ドコモ光パック
Docomoが提供している“ドコモ光パック”とは、「ネット+スマホorタブレット」、「ネット+3Gケータイ」というプランが用意されています。
これらのプランのデータパックプラン別に割引が用意されており、500円(税別)~最大15年以上の継続利用であれば5,700円(税別)の割引が受けられるサービスです。
こちらのドコモ光パックや、対象ケータイやスマホ、タブレットなど、1契約に対しての割引適用になります。
・戸建て・マンションタイプ
auひかり:ネットのみの契約プラン月額、戸建て5,100円(税別)~、集合住宅3,800円(税別)~。
携帯電話と合わせて利用すると、500円(税別)~最大2,000円(税別)の割引が受けられます。
ドコモ光:スタンダードプラン月額で戸建て5,200円(税別)、集合住宅4,000円(税別)
携帯電話とセット割引プランで、500円~最大5,700円(税別)が利用料金から割引されます。
■その他の比較
・光コラボとダークファイバー回線の違い
ドコモ光と、auひかりは、それぞれ全く違う回線を使用しています。
“光コラボ”という回線を使用しているのがドコモ光、“ダークファイバー”と呼ばれる回線を使用しているのがauひかりです。
光コラボとダークファイバー回線の違いは以下のとおりです。
◎光コラボ
光コラボとは、NTTのフレッツ光回線をそのまま借りて提供している光回線です。
◎ダークファイバー
ダークファイバーとは、au独自で用意している回線です。独自で用意している回線のため、混線しにくくインターネットに繋がりやすい環境をつくることができるという特徴があります。
・プロバイダの違い
ドコモ光とauひかりは、選択できるプロバイダ会社の数に違いがあります。ドコモ光は26社、auひかりは7社の会社から選択することができます。
◎ドコモ光プロバイダ会社26社
タイプA
「ドコモnet」、「plala」、「So-net」、「GMOとくとくBB」、「DTI」、「Tigers-net.com」、「BIGLOBE」、「excite」、「andline」、「ic-net」、「U-Pa」、「@nifty」、「エディオンネット」、「SYNAPSE」、「TikiTIKi」、「@Rakutenブロードバンド」、「hi-ho」、「01光コアラ with ドコモ光」、「@ネスク」、「SIS」
タイプB
「@TCOM」、「OCN」、「TNG」、「Asahi Net」、「WAKWAK」、「@ちゃんぷるネット」
◎auひかりプロバイダ会社7社
「@nifty」、「@TCOM」、「Asahi Net」、「au one net」、「BIGLOBE」、「DTI」、「So-net」
・速度
ドコモ光とauひかりの通信速度に関しては、お住まいの地域や、契約プロバイダ会社に依存します。
しかし、ドコモ光は光コラボ回線を使用しているので、NTTの回線を使用しているフレッツ光などと混線する可能性があるので、速度が遅くなることがあります。
auひかりはダークファイバーを使用しているため、ドコモ光と比べて混線することは少なく、スムーズにインターネットを使用することができます。
・違約金・解約期間
違約金や契約期間は、契約プランによって異なります。
ドコモ光
2年定期契約無プラン→マンション・戸建て共に違約金無し。
※但し月額料金が戸建+1,500円(税別)、マンション:+1,000円(税別)プラス。
2年定期契約プラン有
マンションタイプ:違約金8,000円(税別)
戸建てタイプ:違約金13,000円(税別)
auひかり
マンションタイプ:契約年数の縛り無し→違約金無し
戸建てタイプ:ずっとギガ得プラン(3年契約)→違約金15,000円(税別)
ギガ得プラン(2年契約)→違約金9,500円(税別)
標準プラン→違約金無し
■どんな方にどちらがオススメか
ここまでドコモ光とauひかりを比較してきました。どちらもそれぞれメリット・デメリットがあるため、一概にどちら良いということはいえません。
そこで、現在の利用環境によってドコモ光とauひかり、どちらがオススメなのかをまとめました。
◎ドコモ光がオススメ
・Docomoのスマートフォンや携帯電話、タブレットをご利用のお客様(利用年数が長い程お得)
・auひかりが対応できないエリアにお住いのご家庭
・フレッツ光を元々ご利用のお客様
⇒フレッツ光・ドコモ利用者向けの光コラボレーションはこちらから
◎auひかりがオススメ
・auのスマートフォンやタブレットで特定の契約をしているお客様
・auひかりの対応可能エリア(都内や主要都市は対応エリア多数)
・混線の心配なくスムーズにインターネットを利用したい方
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■まとめ
今回、“auひかり”と“ドコモ光”について比較してきました。
結論としては、ご自身の環境や、携帯電話で利用している会社によって、お得な光回線業者が変わります。
この記事を参考にしていただきながら、ご自身の環境と照らし合わせてどの会社にするか選択されることをオススメします。
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