光回線を提供している業者は”インターネットプロバイダー”と呼ばれますが、簡単にいうと自宅でインターネットを使えるようにしてくれる業者です。
近年では回線業者は数え切れないほどに存在しており、それぞれが独自のサービスを提供しています。
さて本題になりますが、記事のタイトルにもある「一番お得な光回線は?」の紹介をするにあたって、まずは光回線はいくつかの種類があるのでそちらを予備知識として紹介します。
この記事のもくじ
■人気のインターネットプロバイダー3社
現在、一般的に普及している人気の光回線は以下の3社です。
・フレッツ光
NTT東西が提供している言わずと知れた普及率NO.1の光回線です。
近年は自社(NTT東西)での普及率が頭打ちになってきたため、コラボレーションと呼ばれる光回線の卸売を始めました。
それにより様々な業種、業態の事業者が回線事業に参入するようになりました。
しかし、コラボ業者のシェアが増加しようが、中身は結局NTTの光回線を使用しているため、NTT東西は今後もインターネットプロバイダーのインフラ会社として君臨するとみて間違いありません。
・auひかり
KDDIが提供しているシェアNO.2の光回線です。
場合によっては、NTTの光回線に比べて料金が高くなるプランもありますが、auの携帯電話を使用していると、料金面でNTTよりお得な割引プランを選択することができます。
また、インターネットの通信速度はNTT東西と変わらないか、もしくは独自の光回線の使用しているため、環境によってはNTTより早いというケースもあります。
・CATV
J:COMが代表的なCATVを利用した光回線です。
シェア自体は他の2社に劣りますが、もし現在ケーブルテレビを使用している方であれば手軽に導入でき、価格的にもテレビプランと合わせて安く使用することができます。
また、電波妨害地域や団地でまとめて加入しているというケースが多く見受けられる光回線です。
■集合住宅と一戸建ての違い
マンションなどの集合住宅では、フレッツ光が入居前から完備されていることがあります。
その場合は、自分で業者を選定することは基本的にはできません(稀に複数回線業社が入っていて選べることもあります)。
マンションタイプの場合は月額4,000程度、一戸建てに比べて2,000円程度料金プランが安くなります。
月々2,000円違うだけでも年間で計算すると24,000円の違いになります。
生活のインフラとしてインターネット回線欠かせないものであるため、月々の費用はできるだけ抑えたいですよね。
■マンションタイプ光回線のデメリット
集合住宅の場合のメリットは、利用料金が安いところですが、以下のようなデメリットもあります。
・通信速度が分散される
マンションの住人と回線を分け合う形になるので、複数住人が回線を使用していると全体の回線速度が遅くなります。
インターネットなどをパソコンで使う程度であれば特に問題ありませんが、
オンラインゲームなど高速通信が求められるものであると支障がでてきます。
解決策としては、集合住宅であっても3階程度までであれば一戸建てタイプの光回線を敷設することができます。
一戸建てタイプのデメリットとしては回線費用が高いところですが、メリットとしては回線を足すと分け合うことがない為、回線速度が安定します。
■お得な光回線を選ぶには
お得な回線を選ぶひとつの基準としては、敷設場所がマンションであるか否か、
マンションであっても回線速度が必要か否か。という点がポイントになります。
■契約時に気をつけること
回線契約時に注意すべき点は、契約の年数と解約時期です。
近年のインターネット回線業社は大抵2年契約、長くて3年契約を結んで割引適応をするケースが多く見受けられます。
マンションタイプを例にあげると、通常月額4000円程度のインターネット利用料金を2年契約で1000円程度割り引かれるという割引サービスを行っています。
年間で考えると1万2000円程度をお得になります。
この2年契約の注意点としては、2年契約といっても2年以上使えばいつ解約しても良いという訳ではなく、2年後に契約継続か否かを再度選択しなければならない点です。
通常解約の意思を示さない場合は自動更新になります。
仮に2年3ヶ月で解約をした場合は、1万円の契約違約金が発生します。
こうなると、せっかく色々調べてお得になった料金が水の泡になってしまいます。
上記のような理由から契約時には必ず、契約年数を確認すべきだと考えています。
■まとめ
これまでの点を踏まえると、「一番お得な光回線は?」の答えは「環境による!」ということになります。
ざっくりとした回答かと思われるかも知れませんが、”お得”の定義は人によりけりですよね。
そのため、おすすめの回線は下記のとおりで環境に合わせて選択するのが良いでしょう。
電波妨害地域に住んでいて光回線が安定供給されない ➡︎ CATV
auの携帯電話を使っている。契約する予定がある ➡︎ auひかり
auひかり対象エリア外、その他 ➡︎ フレッツ光
以上が、一番お得な光回線の紹介でした。
環境に合わせて一番お得な光回線を選択していきましょう!
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