[最終更新日]2018.08.07

auひかりとフレッツ光の違いを比較

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加入者数1位のフレッツ光 VS お客様満足度1位のauひかり

auひかり フレッツ光 違い

インターネット回線で現在定番ともいえるのは、NTT東日本と西日本が提供している「フレッツ光」ではないでしょうか。

フレッツ光は加入者数も1位を誇り、光回線といえばフレッツ光といっても過言ではないほどのネームバリューもあります。

しかしながら、最近NTTを凌ぐ評判となっている回線があります。

それは、KDDIが提供する「auひかり」です。

テレビCMを見かける機会も多く、お客様満足度1位を獲得するなど、いま話題の回線です。

では、フレッツ光とauひかりには、どのような特徴や違いがあるのでしょうか。今回はさまざまな角度から、その違いを見てみることにします。

auひかりとフレッツ光の回線速度

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インターネット回線を選ぶ上で、最重要となるポイントのひとつが回線速度です。

この点では、現在auひかりとフレッツ光ともに、最大1Gpbs(1000Mbps)となっています。

フレッツ光のNTT東日本エリアでは、2014年6月まで最大200Mbpsでしたが、同年7月より1Gpbsに対応しました。

数値だけを比較すると、auひかりもフレッツ光も回線速度に差はないことになりますが、この速度はどちらも「ベストエフォート」であるということを理解しておかなくてはなりません。

ベストエフォートとは「最大限の努力」という意味合いで、常に1Gpbsの速度が約束されているわけではなく、現実的にこの速度で通信することはできないということです。

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では、実際の通信速度はどちらが速いのでしょうか。

auひかりとフレッツ光も、複数の利用者で回線を共有していることに違いはありません。この利用者数も最大32人と、どちらも同じです。

ただし、この利用者数はフレッツ光が帯域を最大32人で共有しているのに対して、auひかりの場合は1本の物理的な回線を最大32人で共有しているという違いがあります。

現在、光ファイバーの稼働率はさほど高くないといわれており、多くても4人から10人程度で1本の回線を共有しているとされています。

ところがフレッツ光の場合、稼働率と関係なく常に最大32人で1Gbpsを共有しているため、実効速度は約30Mbps程度といわれています。

一方、auひかりの場合、物理的に1本の回線を共有するため、実質的にはフレッツ光より少ない人数で1Gbpsの回線を利用することが可能です。

このため、auひかりの実効速度はおよそ100Mbpsから600Mbpsといわれています。

さらに、auひかりでは2018年3月より上り下りともに最大10Gbpsに対応した、「auひかりホームX」の提供が開始されています。

auひかりとフレッツ光の料金

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回線速度はもちろん重要ですが、利用者にとって気になるのは月々の利用料金です。

ところが、フレッツ光はプロバイダや利用期間によって料金が変動するため、単純にauひかりと比較するのは非常に難しくなっています。

今回は、フレッツ光を戸建てタイプとし、各種各引やポイントによる実質割引なども反映させた上で、プロバイダ料金を月額1,200円と想定します。

auひかりは1Gpbsのプランと想定し、それぞれを比較してみましょう。

まず、フレッツ光はNTT東日本エリアと西日本エリアでも料金が異なります。

東日本エリアには1Gbpsコースと200Mbpsコースがあり、それぞれ料金が異なります。西日本エリアでは最初の2年間大幅な割引があります。

これを踏まえたうえで契約初年度の比較をしてみると、以下のようになります。

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auひかり→5,200円

フレッツ光(NTT東日本)1Gpbs→6,100円

フレッツ光(NTT東日本)200Mbps→5,600円

フレッツ光(NTT西日本)→4,810円

単純に契約初年度の料金だけで比較してみると、西日本エリアのフレッツ光がもっとも料金的には有利なのがわかります。

しかしながら3年目以降は、西日本エリアのフレッツ光も割引が適用されなくなり、料金が上がってしまいます。

その点、auひかりなら、契約からの年数に関わらず、同じ料金で利用することができます。

auひかりとフレッツ光の料金体系の違い

 

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月々の料金に関しては条件を整えてauひかりと比較しましたが、実際のフレッツ光は非常に複雑な料金体系となっています。

戸建てタイプとマンションタイプの2つのプランがあるのはauひかりと変わりませんが、フレッツ光には通常プランとライトプランなどいくつものプランが存在しています。

それぞれのプランで割引内容も異なり、実質的な利用料金もさまざまです。

さらに、フレッツ光の場合はプロバイダ料金がフレッツ光の料金とは別に請求され、なおかつその料金もプロバイダによって異なります。

このため、インターネットの回線料金と電話料金はNTTから、プロバイダ料金は各プロバイダから請求されるといった形になります。

感覚としてはインターネット料金の一部と電話代がまとめて請求され、別にインターネット料金が請求されるように錯覚するため、月々の利用料金の把握が難しいのです。

この点、auひかりの場合は料金体系がシンプルで、プロバイダ料金もすべて含まれており、またどのプロバイダを選んでも料金が変わりません。

つまり、auひかりはフレッツ光と比較すると、利用者にとって非常にわかりやすい料金体系になっているといえます。

auひかりとフレッツ光の移動回線との連携

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NTTの場合、東日本と西日本に分割されているだけではありません。

電話とインターネットはNTT、携帯電話やスマートフォンはNTT Docomoが提供しているといったように、同じグループの中でも別会社がサービスを提供しています。

一方KDDIは、電話・インターネット・携帯電話・スマホのすべてを自社で提供しています。

このため、割引プランなどが設定しやすいとも言えるでしょう。

その代表格が、auのスマートフォンの利用者がauひかりに加入するとスマートフォンの利用料金が毎月500から2,000円程度割引となる「スマートバリュー」です。

この割引が適用されると、料金体系の比較をするまでもなく、フレッツ光と比べてauひかりはぐっとお得になります。

このように、auひかりを提供しているKDDIはフレッツ光を提供しているNTTよりも、移動回線と固定回線の連携が強いといえます。

auひかりとフレッツ光のプロバイダの選択肢や提供エリア

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料金体系が複雑で、プロバイダ料金もプロバイダによって異なるフレッツ光ですが、プロバイダ自体はおよそ300社以上から自由に選ぶことができます。

これは実質的に、どのプロバイダでも選択できることになります。

しかし、auひかりは7つのプロバイダから選択することしかできず、他社から回線の乗り換えをする際には、プロバイダの変更が必要なケースもあります。

それまで使用していたプロバイダのメールアドレスが使えなくなってしまうのはデメリットです。

また、フレッツ光は圧倒的な提供エリアの広さを誇るのも特徴のひとつです。人口カバー率は95%とほぼ日本国内の全エリアでサービスが提供されています。

一方、auひかりはもともと東京電力が提供していたサービスという経緯もあり、当初は関東エリアのみでしかサービスが提供されていませんでした。

ただし、現在auひかりも急速に対応エリアを拡大しており、北海道や東北地方、中国地方、九州地方など、日本全国にエリアを拡大しつつあります。

エリアに関しては、今後フレッツ光との格差は小さくなっていくといっていいでしょう。

まとめ

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このように、さまざまな点からauひかりとフレッツ光を比較してみると、総合的にはauひかりのほうが利用者にとってお得なポイントが多いという結果になりました。

かつてはフレッツ光も多くのキャンペーンを展開していましたが、現在では終了していることが多く、一方auひかりは高額のキャッシュバックも行われています。

つまり現段階で、より快適でお得にネットライフを楽しむのであれば、auひかりがおすすめという結論です。

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au公式サイト/auひかり
https://www.au.com/internet/new2/


ライター名 :しらたま。
プロフィール:フリーライター。IT系企業の勤務経験があるほか、様々な通信契約をおこなった実体験などの情報を発信している。

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インターネット回線比較相談所編集部

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